社員と雑談をしているとある人はテレワークの悩みを語り、またある人はテレワークの喜びを語ります。
それもそのはずで、僕のように自分の部屋を持つことができない方、自宅では集中して仕事することができない方など、自宅環境は人によって異なります。
仮に個人オフィスとして家を借りるとしてもおそらく月5万〜6万は最低でもかかるだろうし、更に水道光熱費と家具を揃えるとなるとかなりの出費になるのは間違いないな。。。と。
そんな感じで「どうすればすべての働く人たちが幸福感をもって働くことができるだろう」と日々、そんなことを考えていると遂にひらめきの瞬間は訪れました。「そうだ!自宅という場所に縛られてしまうのならば、場所に縛られないような理想のライフスタイルを僕たちで作ってしまえばいい!」のだと。
ひらめきの瞬間は社員みんなが目撃しています。
社内チャットで僕の新しいワークスタイルのビジョンを書いていたらまずは車がいいんじゃない?となりました。
その瞬間、僕の中で算盤が高速に弾かれ、瞬く間に車で作ろう!となりました。ただし!軽自動車で。値段も安く、そして小回りがきく。これが快適なオフィスカーの第一条件なんじゃないかと。こうして「エニー」は動き出したのです。
「エニー」の理念は次の通りです。
いつでも、どこでも、だれでもできる、ワーケーションを提供し、すべての働く人たちの人生をより豊かに、より自由に、よりクリエイティブにしていくこと。そのための第一歩となるのが、どんな場所でも仕事場となるオフィスカーの制作、そしてワーケーションを楽しむことができる魅力的な場所、すなわちスマート駐車場を建設することです。
例えば、こんな1日を想像してみてください。
日の出とともにオフィスカーに乗って都心から郊外へ。2時間ほど車を走らせたら、目的地である海の近くのスマート駐車場へ。手作りのお弁当を頬張りながら、あたたかいコーヒーを啜る。目の前には一面に広がる美しい海。それをみて「今日も1日頑張ろう!」と心に誓います。午前中まで手持ちの仕事を片付けたらお昼は近所の料亭で土地の素材に舌つづみ。
これまで平日に都市部から離れることができなかった僕たちは、改めてその地の生産者さんや料理人が培ってきた味わいに感動することでしょう。
自然の風景やその地の味わいを胸いっぱいに感じたあなたは顔見知りになった農家さんからいただいた根菜を袋に詰め込んで家路に向かいます。
長年、都市部で経験してきた家と会社の往復。そんな毎日では経験することない出会いや自然風景がエニーの実現する未来には溢れているのです。多くの働く人々に新しいワーケーションを体験していただき、 夢の生活を手に入れてもらうこと、それを思うとワクワクが止まりません!